店名の分田上(わけたがみ)は店主がラーメン店を開く際、 昭和50年に放送された名作ドラマ「前略おふくろ様」を観て板前に憧れたのを強烈に覚えていて、ドラマの舞台である料亭「分田上」から取ったそうだが、 こちらのラーメンはまさに料亭の味と言っても過言ではない。
八王子では珍しい熊本ラーメンの店なのだが、そのこだわりと手間のかけ方がすごい。スープの材料はとんこつのみ。 それにもかかわらず臭みがなくサラッとしたスープに仕上がっているのは、骨の周りの肉や脂を徹底的に取り除き、火加減に注意して長時間煮込んでいるため。 週2回定休日があるが、これはスープの仕込みに大変な手間がかかるためにどうしても店を開けられないからというんだから驚きだ。
その日の分だけ毎日打つ麺は無添加の自家製、チャーシューは国産の豚肉を脂身を削って用いている、 トッピングの卵は岩手産の地卵などなど、ラーメン一杯にかけるこだわりはまさに料亭である。
木を生かした外観、内装に、照明を落としたきれいな店内もラーメン店とは思えないぐらいだ。 行列が出来ていても回転が早いのでそれほど待たずに食べることができる。






