高尾駅南口からけやき並木通りを走ると、左側にWOOD調の店構えの「泰麺」が目に入る。東浅川町に立地するこのお店は、いわゆる「八王子系ラーメン」を食べさせてくれるお店だ。主力は、もちろん醤油ベースのラーメン、さらに泰麺でしか食べられない独創的なつけ麺がウリである。
店主は、もともと釣具店を経営していたが、昨年9月に一念発起してラーメン屋をスタート。特にラーメン屋で修行した経験の無い店主が、ラーメン好きが講じて5ヶ月もの間試行錯誤した結果、オープンしたという。「八王子系」に分類されるが、あくまで自分流の創作ラーメンなのだ。
その醤油ラーメンであるが、スープはしっかりとした醤油味であるが、ほのかに感じる“甘味”が特徴。濃い色のスープであるが、やさしい味を楽しめる。また、麺にもこだわりがあり、スープとマッチするよう製麺所に頼んで、オリジナルの極細麺を作ってもらっている。この極細麺とスープの相性が抜群で、スルスルと食べられる。
また、今年の5月からお目見えした「つけ麺」も、非常に特徴ある一品。普通、つけ麺も醤油ベースでつけ汁を作るケースが多いが、ここはベースのスープは同じものの、ごまダレを使用し、醤油でなく“めんつゆ”がベースとなっている。あえて酸味を付けず、鷹の爪によるピリリと効いた辛味とごまダレの甘味が食欲をそそる。近所の肉屋さんと知り合いだったことで手に入る、非常に良質な肩ロースを使ったチャーシューも絶品である。
研究熱心な店主が創作した“八王子系ラーメン”と“つけ麺”を是非味わっていただきたい。







