野猿街道を絹ヶ丘から多摩ニュータウン方面に進むと、左手に黄色く光る看板と驚くほど長い行列が見える。ここが強烈な個性と圧倒的なボリュームでラーメン界ではもはや「伝説」と化している「ラーメン二郎」の野猿街道店である。
「ラーメン二郎」とは、慶応大学近くの三田本店で修行した者が独立する形で各地に広がった系列店。体育会系の学生を中心に熱狂的な支持を誇り、二郎のラーメンの虜になった者(ジロリアンと呼ばれる)はここ以外のラーメンは食べられなくなってしまうといわれるほどの店である。
行列に並んで周りを見るとほとんどが学生さんのようだ。店長に伺ってみれば、お客さんのなんと9割が学生で、しかもほとんどがリピーターとのこと。八王子といえば21校もの大学がある学生の街。八王子に「ラーメン二郎」があるのは「必然」といえる。
その圧倒的なボリュームに目を奪われるのだが、店長はとにかくラーメンが大好き。実はスープを始め一つ一つにこだわりが秘められている。
スープは、肉・骨・キャベツの芯・背アブラからとる。二郎系随一と言われる濃厚なスープをとるために、鍋にはかき混ぜるだけで筋肉痛になってしまうほどの材料を入れる。麺は自家製で、店長は全部を自分で作らないと気がすまないという。豚と呼ばれるチャーシューも肉厚でとても柔らかく、他の店ではちょっと真似ができない仕上がりだ。
メルマガがあるので、登録すると臨時休業・急な時間変更、その他店のトピックなどの情報がもらえるそう。新メニューなどの案内もある。食べに行ったら必ずチェックしよう。
女性でも大盛りを食べきる人もいるらしいが、ボリュームはとにかくすごいので、最初は加減しながら自分の分量を見つけよう。







